葉巻スイタイ

契約前に調べる

シガーバー物件は、煙を外へ出せるかで候補を絞る

駅から近く、賃料が魅力的でも、排気口を適切な位置まで通せなければ営業できません。図面の確認、貸主への質問、設備会社の現地調査を済ませてから、契約を判断します。

物件契約前に、開業相談をする

物件を申し込む前に、募集図面、設備図、賃貸条件、管理会社の回答をお送りください。給排気と工事承認について、何を追加で確認すべきか候補ごとに整理します。

まず決めること

申し込み前に、用途、喫煙を伴う営業、ダクト工事、室外機、営業時間の5点を貸主側へ確認します。口頭回答で終わらせず、書面に残せる物件を優先します。

01

必要な坪数は席数とバックヤードから逆算する

カウンター中心の店と、ソファ席やウォークインヒュミドールを備える店では、同じ席数でも必要面積が違います。厨房、トイレ、保管場所、スタッフ動線、機械スペースを図面に書き込み、残った面積から席数を決めます。

営業席数
長時間座ることを前提に、椅子を引く幅と隣席との距離を確保して数えます。
保管面積
補充直後の最大在庫と、箱を出し入れするための前面スペースを見込みます。
設備面積
給排気機器、ダクト、空調、分電盤、メンテナンス用の点検経路を含めます。
サービス動線
着火の補助、灰皿交換、ドリンク提供が着席客と交差しない幅を検討します。

02

地下・路面・上階は、集客と排気の両面で比べる

建物タイプごとの確認軸。適否は個別物件で変わります
タイプ期待できる点先に確かめる点
路面見つけやすく、入店しやすい店を作れる外壁への排気、通行人や上階窓への臭い、看板規制
地下外から店内が見えにくく、落ち着きを演出しやすい地上までの排気経路、給気、避難、安全設備、浸水リスク
雑居ビル上階賃料と眺望の選択肢が増える屋上利用、共用ダクト、他テナント、エレベーター、営業時間
ホテル・複合施設宿泊客や館内需要と接点を持てる施設ルール、貸主側・借主側の工事負担、搬入、営業内容の制約

03

換気の可否は排気口だけで判断しない

排気ファンを付けられても、それに見合う給気がなければ扉が開きにくくなり、空調や排気も十分に働きません。排気経路、給気経路、空調、騒音を、ひと続きの設備として調べます。

排出先
隣接する窓、住戸、道路、屋上設備との距離を確かめ、排気した臭いが店内へ戻る経路も調べます。
縦穴(シャフト)と壁の貫通
配管やダクトを通す既存の縦穴(シャフト)の用途と容量、梁や外壁に穴を開けられるか、共用部工事の承認手順を確認します。
給気
外気をどこから取り、客席へどう流すかを検討します。入口の隙間だけに頼る計画は避けます。
保守
フィルター、ファン、ダクトへ手が届き、点検や清掃ができるか確かめます。

04

契約には工事と営業の前提を残す

口頭で『バー可』『換気可』と言われても、想定する営業と工事が許されるとは限りません。仲介会社、貸主、管理会社のうち、誰が何を承認できるのかを分けて確認します。

営業内容
葉巻の喫煙、酒類提供、深夜帯の営業、たばこ販売の予定を具体的に伝えます。
工事内容
ダクト、外壁貫通、屋上機器、室外機、看板、電気増設について承認条件を確認します。
法令・用途
建物用途、用途地域、消防設備、避難、自治体条例について、所管窓口と専門家へ相談します。
契約条件
許認可や工事承認が得られない場合の扱い、工事可能時間、指定業者、原状回復を確認します。

よくある質問

シガーバーには何坪必要ですか?

必要な坪数は一律に決まりません。希望席数を平面図に配置し、厨房、保管設備、トイレ、換気設備、動線、避難経路を確保できる面積を逆算します。

地下物件はシガーバーに向いていますか?

雰囲気や賃料に利点がある場合もありますが、地上までの給排気、避難、搬入が課題になり得ます。地下という属性だけでは決められません。

不動産会社が『飲食可』と言えば契約してよいですか?

飲食可でも、喫煙を伴う営業や外壁・屋上への工事が認められるとは限りません。営業内容と予定工事を明示し、貸主側の承認条件を書面で確認します。

現地調査には誰に来てもらうべきですか?

店舗設計者と換気設備を判断できる施工会社が基本です。計画に応じて、行政書士、所管消防署、保健所、警察、建築の専門家にも事前相談します。

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物件を申し込む前に、募集図面、設備図、賃貸条件、管理会社の回答をお送りください。給排気と工事承認について、何を追加で確認すべきか候補ごとに整理します。

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