葉巻スイタイ
初心者ガイド

シガールームとは?使える場所3タイプと、買ってすぐ吸える販売店39軒【2026年】

公開: 2026年9月5日更新: 2026年9月25日

シガールームとは、葉巻をゆっくり吸うために用意された部屋のことです。日本で客として使えるのは、シガーバー・シガーラウンジ/ホテルや旅館の館内シガールーム/葉巻を売るたばこ店の喫煙室の3タイプに分かれます。葉巻スイタイの2026年9月5日時点の公開データでは、全国824軒のうち葉巻を吸えるバー系が589軒、買った葉巻をその場で吸える販売店が39軒です。チャージを払わずに1本だけ試したいなら、3つ目の販売店型がいちばん手軽です。

※たばこ製品は20歳になってから。20歳未満の喫煙は法律で禁じられています。

葉巻を吸える場所はどこ?シガールーム以外も含めた早見表

葉巻を吸える場所を探しているなら、先に結論を書きます。確実なのはシガーバー・たばこ店の喫煙室・自宅の3つです。屋外の公衆喫煙所は吸えても長居には向かず、加熱式たばこ専用の喫煙室と路上では吸えません。

場所 葉巻 確認すること
シガーバー・シガーラウンジ ○ チャージと、葉巻の持ち込みができるか
たばこ店・葉巻専門店の喫煙室 ○(店による) 店内で吸えるか。全国39軒を下で紹介
葉巻を出す喫茶店・カフェ ○(店による) 喫煙できる店か。昼から開く店が多い
ホテル・旅館のバーやシガールーム ○(施設による) 宿泊者限定かどうか
屋外の公衆喫煙所 △ 吸うことはできるが、1本30分以上かかり煙も多いので長居しにくい。管理者の掲示に従う
喫煙専用室(オフィス・駅など) △ 施設が葉巻を認めているか。断る施設もある
加熱式たばこ専用喫煙室 × 紙巻きたばこも葉巻も吸えない
路上・駅前 × 多くの自治体が条例で路上喫煙を禁じている
自宅・庭 ○ 集合住宅は管理規約と、近隣への煙・におい

葉巻は夜のバーで吸うものと思われがちですが、昼や日曜に開いている店もあります。葉巻スイタイで葉巻を吸えると確認できている562軒(45都道府県、2026年9月25日時点)のうち、営業時間が分かる501軒を数えると、15時までに開く店が88軒、そのうち日曜も昼から開く店が70軒でした。日曜に営業している店は282軒です。

公衆喫煙所や自宅で吸うときの注意点と、喫煙所の標識の見分け方は葉巻を吸える場所はどこ?喫煙所・店・自宅の見分け方で詳しく解説しています。ここからは、葉巻のために用意された部屋、シガールームを中心に見ていきます。

シガールームとは?喫煙室・シガーバーとの違い

シガールームは法律用語ではなく、施設が使う呼び名です。葉巻は1本に30分から1時間以上かかり、煙の量も紙巻きたばことは比べものになりません。そのため、座り心地のよい椅子、強い換気、葉巻を保管するヒュミドールをそろえた部屋を「シガールーム」と呼び分けています。

呼び名 何のための場所か 葉巻 飲食
シガールーム 葉巻を長く吸うための部屋。換気・座席・ヒュミドールを備えることが多い ○ 施設による
シガーバー 葉巻の提供を主目的にするバー。多くは店内全席で吸える ○ ○
喫煙専用室 受動喫煙を防ぐために区切った部屋。飲食はできない 施設の判断による ×
加熱式たばこ専用喫煙室 加熱式たばこだけを認める部屋 × 施設による

注意したいのは、看板の言葉と実際の可否がずれることです。シガールームという名前がなくても葉巻を歓迎する店はありますし、「喫煙室あり」と書かれた施設で葉巻だけ断られることもあります。確かめるのは、その施設が葉巻を認めているかどうかの1点です。場所ごとの判断基準は葉巻を吸える場所はどこ?喫煙所・店・自宅の見分け方にまとめています。

日本で使えるシガールームは3タイプ

掲載データから、客の立場で使える場所を整理すると次の3つになります。4つ目として、自宅に作るという選択肢もあります。

タイプ 掲載数 費用の目安 向いている人
シガーバー・シガーラウンジ 589軒 葉巻代+ドリンク代。チャージがある店も 銘柄選びから相談したい人
ホテル・旅館のシガールーム 19軒 施設利用料またはドリンク代 旅先で1本吸いたい人
たばこ店・葉巻専門店の喫煙室 39軒 葉巻代のみの店が多い 昼のうちに手早く試したい人
自宅のシガールーム ― 3畳で約80〜200万円 時間を気にせず吸いたい人

① シガーバー・シガーラウンジ|589軒でいちばん確実

葉巻を吸う場所として最も確実なのは、葉巻を扱うバーです。掲載する589軒の内訳は、葉巻を置くバー499軒、専業シガーバー68軒、ショップ併設バー17軒、ラウンジ5軒。カットも着火も店に任せられるので、道具を持たずに行けます。地域から探すなら東京のシガーバーなどの地域ページ、現在地の近くを見るなら店舗マップが早いです。

このうち店名に「ラウンジ」を掲げる5軒は、席の作りも滞在時間の想定もシガールームに近い店です。

店名 所在地 営業時間 特徴
Cigar Lounge BONUS 奈良市 12:00〜23:00(日休) キューバ産中心。昼から使える
10TH STREET LOUNGE CIGAR & JAZZ BAR 埼玉県越谷市 18:00〜翌0:00(火〜土は翌3:00) 葉巻70種以上、13席
CAFE LOUNGE SAKURA PIERCE 東京都北区 21:00〜翌3:00 自家焙煎コーヒーと合わせられる
El Padrino Exclusive Cigar Lounge 沖縄県沖縄市 18:00〜翌0:00(木〜日) 換気がよく煙がこもりにくい
The Bar & Cigar Lounge 北海道倶知安町 17:00〜23:00 ニセコのホテル内。リキュール300本超

初めて行くときの流れや服装はシガーバー(葉巻バー)とは?料金・入り方・初めての楽しみ方で確認しておくと安心です。

② ホテル・旅館のシガールーム|旅先で1本吸いたいとき

ホテルや温泉宿が館内に置くシガールームは、宿泊とセットで使うのが基本です。上の表にあるThe Bar & Cigar Loungeはニセコのホテル内にあり、葉巻を店側が用意しています。北海道のリゾートや温泉宿のように、館内の一室を葉巻専用にしている施設は各地にあります。

ただし、宿泊者限定の施設と外来利用ができる施設が混在しているため、予約前の確認は欠かせません。全国のホテル・旅館19軒の一覧と、外来で使えるかどうかの見方は葉巻が吸えるホテルのバー19軒にまとめました。

③ たばこ店・葉巻専門店の喫煙室|買ってすぐ吸える39軒

意外と知られていないのが、葉巻を売るたばこ店・専門店に付いている喫煙室です。掲載データを1軒ずつ確認したところ、買った葉巻をその場で吸える販売店は18都道府県に39軒ありました。店内に喫煙室やラウンジを持つ店、隣や店先に喫煙スペースを設けた店の両方を含みます。

バーと違ってチャージが不要な店が多く、昼のうちに1本だけ試せるのが強みです。銘柄を選ぶ相談と一服を同じ場所で終えられるので、最初の1本にもちょうどよい使い方ができます。

地域 軒数 代表的な店
北海道 1軒 モモヤ林商店(札幌市中央区)
東北 3軒 つたや、(有)百萬堂(ともに郡山市)
関東 16軒 ダビドフ オブ ジュネーブ銀座店、なのじたばこ店 CIGAR LOUNGE NANOJI、CIGAR HOUSE LANCEROS(宇都宮市)
中部 1軒 雅美堂(新潟市中央区)
近畿 6軒 葉巻喫茶 洋煙(大阪市中央区)、キシダサービス 本店(京都市北区)
中国・四国 3軒 米子東タバコセンター(米子市)、なかみち(広島市南区)
九州・沖縄 9軒 AUN Smoke天神大名、たばこ座 西新店(ともに福岡市)

とくに使いやすいのは次の4軒です。

  • ダビドフ オブ ジュネーブ銀座店(東京都中央区・平日12:00〜20:00)。銘柄選びから切り方、火の付け方まで案内してもらいながら、飲み物と一緒に試せます。
  • CIGAR HOUSE LANCEROS(宇都宮市)。550円ほどの1本から選べて、火も店が用意してくれます。道具を持たずに立ち寄れる店です。
  • 葉巻喫茶 洋煙(大阪市中央区・12:00〜20:00)。キューバ産をロブストサイズ中心にそろえ、コーヒーや紅茶と合わせて昼から過ごせます。
  • AUN Smoke天神大名(福岡市中央区・11:00〜19:00)。産地別に葉巻が並び、選んだ1本を店内の喫煙室で味わえます。

販売店そのものの探し方は葉巻はどこで買える?全国253軒の販売店を都道府県別に整理を参照してください。

シガールームが法律の上で成り立つ理由

2020年4月に全面施行された改正健康増進法で、屋内は原則禁煙になりました。それでもシガーバーやたばこ店で葉巻を吸えるのは、これらが「喫煙目的施設」として扱われるためです。厚生労働省の整理では、喫煙を主な目的とするバーやスナック、店内で喫煙できるたばこ販売店がこれに当たり、たばこ事業法の許可に関する帳簿を備え付けることが条件になっています。

上で挙げた3タイプが、たまたまバーとたばこ店に偏っているのはこのためです。一般の飲食店やホテルのロビーに葉巻を吸える席が少ないのも、この区分で説明がつきます。

もうひとつ、利用者として必ず押さえておきたいのが年齢制限です。喫煙目的室には、客も従業員も20歳未満は立ち入れません。施設側が守る義務を負っており、違反には過料が定められています。同伴者に20歳未満がいる場合は、シガールームのある店を選ばないでください。

使う前に確認したい3つのこと

持ち込みができるか。 自分の葉巻を持ち込めるかは店ごとに違います。持ち込み料を取る店、店の在庫だけを認める店、どちらも受け入れる店があります。

チャージと最低利用額。 バーやラウンジはチャージが加わることが多く、たばこ店の喫煙室は葉巻代だけで済む店が目立ちます。前者は1本をゆっくり、後者は短時間で、と使い分けると無理がありません。

吸い終わるまでの時間。 葉巻は途中でやめても構いませんが、閉店間際に長い1本を選ぶと落ち着きません。掲載銘柄のうちサイズが分かる1,140銘柄を見ると、全長115mm以下の短い葉巻は298銘柄です。プリンシペ ペティコロナ(114mm・参考価格500円)やラ エストレラ ポラー ロスチャイルド(114mm・参考価格700円)のような1本なら、30〜40分ほどで区切りがつきます。サイズの選び方は葉巻のサイズ一覧で確認できます。

自宅にシガールームを作る場合

自宅の一室を葉巻用にしてしまう手もあります。必要になるのは換気設備、においが残りにくい内装、葉巻を保管する環境の3点です。葉巻スイタイのシガールーム施工ガイドに載せたモデルプランでは、3畳で約80〜200万円、6畳で約150〜400万円、10畳で約300〜800万円が目安になります。換気設備だけを入れ替える場合は30〜150万円です。

部屋の位置や既存の配管によって数十万円単位で変わるため、内訳はシガールームの費用で確認してください。集合住宅での注意点や換気の考え方はシガールーム施工ガイドにまとめています。

まとめ

シガールームは、葉巻の長さと煙の量に合わせて作られた部屋です。客として使えるのはシガーバー・ラウンジ589軒、ホテル・旅館19軒、たばこ店の喫煙室39軒の3タイプで、チャージなしで手早く試すなら販売店型が向いています。どのタイプでも、葉巻を認めているか、持ち込みができるか、閉店までに吸い終われるかの3点を先に確かめておけば困りません。

※たばこ製品は20歳になってから。20歳未満の喫煙は法律で禁じられています。喫煙目的室には20歳未満は立ち入れません。健康への影響については葉巻のニコチン・タールはどれくらい?もあわせてご覧ください。

よくある質問

シガールームとシガーバーは何が違いますか?▾

シガールームは葉巻を吸うために区切られた部屋を指す呼び名で、シガーバーは葉巻の提供を主な目的にする店そのものを指します。シガーバーは店内の全席で吸える店が多く、部屋を分けていません。一方、ホテルやたばこ店では館内や店内の一室だけを葉巻用にしている例が多く、その一室がシガールームと呼ばれます。

シガールームは宿泊者以外でも使えますか?▾

施設によって違います。宿泊者限定のホテルもあれば、バーやラウンジとして外来の利用を受け入れている施設もあります。葉巻スイタイに掲載するホテル・旅館19軒も対応が分かれます。予約前に電話で確認してください。

自分の葉巻を持ち込んで吸えますか?▾

店ごとに違います。持ち込み料を設ける店、店の在庫だけを認める店、どちらも受け入れる店の3通りがあります。買った葉巻をその場で吸える販売店39軒の喫煙室は、その店で買った1本を吸う前提です。持ち込みは期待しないほうが確実です。

20歳未満でもシガールームに入れますか?▾

入れません。改正健康増進法では、喫煙目的室に客も従業員も20歳未満は立ち入れないと定められ、施設側にも立ち入りを防ぐ義務があります。同伴者に20歳未満がいる日は、シガールームのある店を避けてください。たばこ製品は20歳になってからです。

自宅にシガールームを作るといくらかかりますか?▾

葉巻スイタイがまとめたモデルプランでは、3畳で約80〜200万円、6畳で約150〜400万円、10畳で約300〜800万円が目安です。換気設備だけの入れ替えなら30〜150万円です。金額は部屋の位置や既存の配管で動きます。内訳はシガールームの費用ページで確認してください。

シガールーム以外で葉巻を吸える場所はありますか?▾

あります。葉巻を出す喫茶店・カフェや、自宅・庭でも吸えます。屋外の公衆喫煙所でも吸うことはできますが、葉巻は1本30分以上かかり煙も多いため長居には向きません。加熱式たばこ専用の喫煙室と、条例で路上喫煙を禁じている地域の路上では吸えません。昼に吸いたい場合、葉巻スイタイで営業時間が分かる501軒のうち88軒が15時までに開店します(2026年9月25日時点)。

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20歳未満の方の喫煙は法律で禁じられています。喫煙は、あなたにとって健康リスクを高めます。本記事は喫煙を推奨するものではありません。