葉巻スイタイ
銘柄解説

オヨ・デ・モンテレイとは?ホヨー・ドゥ・モントレーとの違いと21品目の定価一覧【2026年】

公開: 2026年9月17日更新: 2026年9月17日

オヨ・デ・モンテレイ(Hoyo de Monterrey)は、1865年創業のキューバ産葉巻ブランドです。日本では財務省の認可名「ホヨー・ドゥ・モントレー」として21品目が流通しており、定価は1本2,530円から20,900円まで。2026年6月29日の小売定価変更認可では、このブランドだけで17品目が110円〜990円値上げされました。この記事では、認可された21品目の現行定価を一覧にしたうえで、表記ゆれの理由、値上げの実額、最初の1本の選び方までをまとめます。掲載価格はすべて財務省が公表した認可小売定価に基づく1本あたりの金額です。

※たばこ製品は20歳になってから。20歳未満の喫煙は法律で禁じられています。

オヨ・デ・モンテレイとは?名前は実在する農園から来ている

オヨ・デ・モンテレイは、スペインからキューバに渡ったホセ・ヘネル(José Gener)が1865年に登録した葉巻ブランドです。ブランド名は、彼が手に入れたタバコ農園の名前をそのまま使ったものでした。

「オヨ(hoyo)」はスペイン語で窪地を指します。この農園はキューバ西部ピナル・デル・リオ州、最上級の葉が育つブエルタ・アバホ地区のなかでも、サン・フアン・イ・マルティネスを流れる川沿いの低い土地にありました。水はけと土質に恵まれた低地の畑が、そのままブランドの名前になったわけです。

農園の入口は現在も残っていて、アーチには「HOYO DE MONTERREY」「DE JOSE GENER」の文字が組まれています。

キューバ・サン・フアン・イ・マルティネスにあるオヨ・デ・モンテレイ農園の入口アーチ
キューバ・ピナル・デル・リオ州サン・フアン・イ・マルティネスにあるオヨ・デ・モンテレイ農園の入口。撮影: Henryk Kotowski(CC BY 2.5)

創業者の名前がいまもバンドと箱に残っているのはこのためで、正式なブランド表記は「Hoyo de Monterrey de José Gener」です。味わいは軽めで香り主体という評価が定着していて、同じキューバ産でも重厚なパルタガスとは対照的な立ち位置にあります。キューバの主要ブランド全体の関係はキューバ葉巻の5大ブランド完全ガイドで整理しています。

「ホヨー・ドゥ・モントレー」と「オヨ・デ・モンテレイ」はどちらが正しい?

このブランドは日本語表記が割れています。どれも同じ葉巻を指すので、通販サイトや店のメニューで表記が違っても別物ではありません。

表記 主に使われる場面
ホヨー・ドゥ・モントレー 財務省の小売定価認可、国内の通販サイト
オヨ・デ・モンテレイ スペイン語の発音に近い読み。葉巻スイタイのブランドページもこちら
ホヨー・ド・モントレー 英語読みに寄せた表記
オヨー・ド・モントレー 専門店の商品名で使われることがある

スペイン語では語頭のhを発音しないため、現地読みは「オヨ・デ・モンテレイ」に近くなります。一方、国内のたばこ流通で使われる正式な品名は「ホヨー・ドゥ・モントレー」で、財務省が公表する小売定価の一覧もこの表記です。検索して目当ての銘柄が出てこないときは、もう一方の表記で引き直すと見つかります。

日本で認可されている21品目の定価一覧【2026年9月時点】

葉巻の値段は店ごとに決まるものではありません。製造たばこは財務省の認可を受けた小売定価で売ることが法律で決まっていて、同じ品目なら全国どこでも同じ金額です。葉巻スイタイでは認可の原本を財務省 葉巻小売定価の公開データとして収録しており、そこからオヨ・デ・モンテレイの21品目を抜き出したものが次の表です。

品目名(認可名) 長さ 現行の定価 直近の認可日
ホヨー ドゥモントレー・メール 100mm 2,530円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ モントレー デュ デュテ 110mm 2,970円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ モントレー ペティ ロブスト 102mm 4,400円 2026年6月29日
ホヨー・ドゥ・モントレー・スーヴェニール デラックス 129mm 4,510円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ モントレー エピキュアNo.1 143mm 6,050円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ・モントレー エピキュアNo.2 124mm 6,050円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ・モントレー エピキュアNo.2 キャビネット 124mm 6,380円 2026年6月29日
ホヨー・ドゥ・モントレー・エレガンテス LCDH 158mm 6,710円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ モントレー エピキュア エスペシャル SLB 141mm 7,150円 2026年6月29日
ホヨー・ドゥ・モントレー・エピキュア デラックス LCDH 115mm 7,260円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ・モントレー・ダブル・コロナス 194mm 8,250円 2026年6月29日
ホヨー ドゥ モントレー サン ファン 150mm 8,360円 2026年6月29日
ホヨー・ドゥ・モントレー・エピキュア No.3 125mm 8,580円 2026年6月29日
ホヨー ドゥモントレー ダブルコロナス キャビネット 194mm 8,690円 2026年6月29日
ホヨー・ドゥ・モントレー・リオ セコ 140mm 8,800円 2026年6月29日
ホヨー・ドゥ・モントレー・エスコヒードス 180mm 9,350円 2026年6月29日
ホヨー・ドゥ・モントレー サン ルイス 160mm 9,900円 2026年7月29日
Hoyo de Monterrey Destinos TR 145mm 11,990円 2026年3月19日
Hoyo de Monterrey Monterreyes No.4 L.E. 2021 145mm 14,850円 2026年6月29日
Hoyo de Monterrey Epicure No.2 PCC 20th JAR 124mm 20,900円 2024年10月22日
Hoyo de Monterrey Palmas Extra 140mm 1,600円 2023年12月6日

最安はル・オヨ・シリーズでいちばん小さいメールの2,530円、最高額は限定生産の陶器入り「エピキュア No.2 PCC 20th JAR」の20,900円です。最後のパルマス エクストラだけは2023年12月から改定がなく、その後の値上げ対象にも入っていません。後述する通販の掲載16件にも出てこないため、いま国内で手に入る品目としては数えにくいところです。

末尾の「LCDH」はハバナ専門店ラ・カサ・デル・ハバノ限定、「SLB」は木箱入り、「キャビネット」は50本束の箱を指す区分です。中身の葉巻は同じでも、箱の形式が違うと別品目として認可されるため、定価も少しずつ変わります。

2026年6月29日の改定で、いくら上がったのか

2026年6月29日の小売定価変更認可は209品目が対象で、そのうち199品目がキューバ産でした。オヨ・デ・モンテレイからは17品目が含まれています。値上げ幅は次のとおりです。

値上げ幅 該当する品目
+990円(+12.9%) ダブルコロナス キャビネット
+880円(+11.9%) ダブル・コロナス、リオ セコ
+660円(+8.6%) サン ファン
+550円 エピキュア エスペシャル SLB、エスコヒードス、モンテレイエス No.4
+440円 エピキュアNo.2 キャビネット、エピキュア デラックス LCDH
+330円(+5.8%) エピキュアNo.1、エピキュアNo.2、エレガンテス LCDH
+220円 ペティ ロブスト
+110円(+1.3〜4.5%) メール、デュ デュテ、スーヴェニール デラックス、エピキュア No.3

上げ幅は大型サイズほど大きく、194mmのダブルコロナス系が金額でも率でも最大でした。小型のメールやデュ デュテは110円にとどまっています。

値上げは今回だけの話ではありません。看板銘柄のエピキュア No.2を例にとると、直近3回の認可でこう動いています。

認可日 定価
2024年4月24日 5,170円(改定前 4,500円)
2025年4月25日 5,720円
2026年6月29日 6,050円

2024年春の4,500円から2年あまりで1,550円上がり、上昇率は34.4%です。194mmのダブルコロナは同じ期間に5,800円から8,250円へと42.2%上がりました。葉巻全体の価格動向とたばこ税の見通しは葉巻の値段は1本いくら?にまとめています。

同じサイズの他ブランドと比べると割安な位置にいる

オヨ・デ・モンテレイは、キューバ産のなかでは手の届く価格帯です。同じロブスト系のサイズで定価を並べると差がはっきりします。

銘柄 サイズ 定価
モンテクリスト No.4 129mm 3,850円
ロメオ・Y・ジュリエッタ セドロス デラックス No.3 129mm 3,960円
オヨ・デ・モンテレイ ペティ ロブスト 102mm 4,400円
ロメオ・Y・ジュリエッタ エクシビジョン No.4 127mm 5,500円
オヨ・デ・モンテレイ エピキュア No.2 124mm 6,050円
コイーバ ロブストス 124mm 15,400円

エピキュア No.2 とコイーバ ロブストスは、124mm・リングゲージ50という寸法がまったく同じです。それでも定価は2.5倍の開きがあります。キューバ産のロブストをまず一度試したい段階では、この差は効いてきます。

最初の1本はどれを選ぶか|予算と時間で決める

葉巻スイタイに収録しているオヨ・デ・モンテレイの銘柄から、寸法と強さのデータがそろっているものを吸い切る時間の短い順に並べました。時間の目安は葉巻は1本何分?のサイズ別早見表に合わせています。

銘柄 寸法 定価 目安時間 味の傾向
メール 100mm×リング30 2,530円 20〜30分 シリーズで最小。細く短い
ペティ ロブスト 102mm×リング50 4,400円 30〜40分 ウッディ、ナッツ、甘み
エピキュア No.2 124mm×リング50 6,050円 45〜60分 クリーミー、草、ナッツ
エピキュア No.1 143mm×リング46 6,050円 45〜60分 クリーミー、ウッディ、花
エピキュア エスペシャル 141mm×リング50 7,150円 60〜75分 クリーミー、ウッディ、甘み
サン ファン 150mm×リング54 8,360円 60〜75分 草、シトラス、ウッディ
ダブルコロナ 194mm×リング49 8,250円 90分以上 ウッディ、ハチミツ、レザー

初めての1本なら、45〜60分で吸い切れて価格も抑えめなエピキュア No.2 が扱いやすいところです。収録データでも強さは3段階のうち最も軽い区分に入っており、初心者向け度は5段階の4でした。もっと短い時間しかとれないなら、30〜40分のペティ ロブストか、20〜30分のメールが選択肢になります。

逆にダブルコロナは194mmと長く、初心者向け度は5段階の1です。時間と体調に余裕がある日に回したい1本です。リングゲージとサイズの読み方は葉巻のサイズ一覧で解説しています。

限定生産のモンテレイエス No.4 エディシオン・リミターダ2021は145mm×リング55、定価14,850円という別格の位置づけです。2年以上熟成させた葉を使った限定品なので、定番を一通り試したあとの1本になります。

どこで買える?どこで吸える?

通販で買えるかというと、在庫はかなり薄いのが現状です。葉巻スイタイが収録している通販サイトを2026年9月17日時点で見ると、オヨ・デ・モンテレイの商品ページは4店で16件ありますが、「在庫あり」と表示されているものは1件もありませんでした。15件が在庫切れ、残る1件も在庫状況が不明の表示です。

通販ページの価格表示には1つ落とし穴があります。店によっては2,450円や3,400円といった、現在の定価より安い金額が残ったままです。ただし製造たばこの小売定価は認可制で全国一律なので、同じ品目が店によって安くなることはありません。改定前の価格が在庫切れページに残っているだけです。実際に買えるページの価格は、この記事の一覧表と一致するはずです。通販での買い方は葉巻の通販17店比較にまとめています。

店で吸うという選択肢もあります。葉巻スイタイの掲載データで、オヨ・デ・モンテレイの取り扱いを確認できているのは次の2軒です。

在庫は入れ替わるので、目当ての銘柄がある日は事前に問い合わせるのが確実です。他の主要ブランドの定価一覧はH.アップマンとは?やモンテクリスト葉巻とは?を参照してください。

まとめ

  • オヨ・デ・モンテレイとホヨー・ドゥ・モントレーは同じブランドで、後者が国内の認可上の正式表記です。
  • 日本で認可されている品目は21で、定価は1本2,530円から20,900円です。
  • 2026年6月29日の改定で17品目が110円〜990円上がりました。大型サイズほど上げ幅が大きくなっています。
  • エピキュア No.2 は同寸法のコイーバ ロブストスの4割ほどの価格で、キューバ産の入口として選びやすい1本です。
  • 通販の在庫は薄く、2026年9月17日時点で収録16件に在庫ありの表示はありませんでした。

※たばこ製品は20歳になってから。20歳未満の喫煙は法律で禁じられています。喫煙は健康に悪影響を及ぼします。掲載している定価は財務省が公表した認可小売定価に基づく1本あたりの参考価格で、認可の改定により変わります。

よくある質問

オヨ・デ・モンテレイとホヨー・ドゥ・モントレーは違う葉巻ですか?▾

同じブランドです。スペイン語では語頭のhを読まないため現地読みは「オヨ・デ・モンテレイ」に近く、日本の製造たばこ小売定価の認可では「ホヨー・ドゥ・モントレー」という品名が使われています。ほかに「ホヨー・ド・モントレー」「オヨー・ド・モントレー」の表記も見かけますが、いずれも同じキューバのブランドを指します。

オヨ・デ・モンテレイの値段はいくらですか?▾

日本で認可されている21品目の定価は、1本2,530円から20,900円です。最も安いのは100mmのメールで2,530円、定番のエピキュア No.2 が6,050円、194mmのダブルコロナが8,250円です。製造たばこの小売定価は認可制で全国一律のため、店によって金額が変わることはありません。

2026年にオヨ・デ・モンテレイは値上げされましたか?▾

2026年6月29日の小売定価変更認可で17品目が値上げされました。上げ幅は110円から990円で、率にすると1.3%から12.9%です。194mmのダブルコロナス キャビネットが990円と最も大きく、小型のメールやデュ デュテは110円にとどまりました。同じ日の認可は全体で209品目、うち199品目がキューバ産でした。

オヨ・デ・モンテレイで最初に吸うならどれがおすすめですか?▾

124mm×リングゲージ50のエピキュア No.2 です。葉巻スイタイの収録データでは強さが3段階でいちばん軽い区分、初心者向け度は5段階の4で、45〜60分あれば吸い切れます。定価6,050円は同じ寸法のコイーバ ロブストス(15,400円)の4割ほどです。30分程度しかとれない日は102mmのペティ ロブスト(4,400円)が向いています。

オヨ・デ・モンテレイはどこで買えますか?▾

国内の葉巻通販と、たばこ小売販売業の許可を持つ専門店で扱われています。ただし葉巻スイタイが収録する通販4店の16件を2026年9月17日時点で確認したところ、「在庫あり」の表示は1件もありませんでした。店で吸う場合は、大阪市北区のシガーバー スーペルノーバ北新地店で6銘柄、福井市の点 葉巻室でエピキュア No.2 の取り扱いを確認しています。

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20歳未満の方の喫煙は法律で禁じられています。喫煙は、あなたにとって健康リスクを高めます。本記事は喫煙を推奨するものではありません。